神話や伝統、そして大自然が息づくまち、鳥取でご縁結びの旅に出かけませんか。
鳥取が舞台となった神話「因幡の素莵(しろうさぎ)」でも知られる八上姫(やかみひめ)ゆかりの地を巡り、良いご縁、良い出会いを願う。
そんな「ご縁結び旅」をご提案いたします。
出雲の大国主命とその一番目の妻として知られる八上姫との良縁は「日本最古の恋物語」ともいわれ、八上姫にゆかりのある場所は安産や子宝、縁結びなどの御利益があるとされています。岩井屋から徒歩わずか10分ほど、岩井温泉の守り神として大切にされている「御湯(みゆ)神社」もそのひとつ。
八上姫ゆかりの地を巡る旅にお出かけの際には、ぜひARもご活用ください。八上姫にゆかりのある鳥取県内の七つの御城や神社で道案内やクイズラリーをお楽しみいただけます。
ご縁結び旅に欠かせない神社のひとつ。「因幡の素莵」の白兎神が祀られています。大国主命と八上姫との縁を取り持たれた日本最古の恋物語の地として「恋人の聖地」にも選定されました。神社が在る、白兎海岸に面した小高い砂丘上からの美しい眺めもお楽しみください。
社名の通りお酒(薬)の神として古来より無病息災、病気平癒にご利益のある神社です。九十段もの石段を上った先に鎮座する神社は「山奥の秘境」とも呼ばれ、神秘的な雰囲気が漂っています。大国主命と八上姫が婚礼後の期間を過ごしたともいわれています。
住宅街の中にひっそりと佇む神社。潮津神社には江戸時代末期の名石工・川六の狛犬が鎮座しています。邪気を払い神前を守護する存在である狛犬には様々なご利益が言い伝えられています。美しい拝殿と共に狛犬の表情にも注目してみてください。
伯耆一ノ宮である倭文神社は古来より数々の霊験が伝えられる、安産信仰のある神社です。境内には「安産岩」と呼ばれる岩もあり、戌の日になると安産祈願の方で賑わいます。境内にある国指定史跡「伯耆一宮経塚」から出土した国宝をモチーフにした可愛らしい「国宝で占う」御神籤もあるのでぜひお試しください。
かつて山城として周辺地域を守護した「丸山城」が構えられていた土地です。豊臣秀吉が鳥取県の兵糧攻めを行った際に陣を敷いた場所としてもその名が知られています。現在あるお城は平成に入ってから建てられたもので、河原町の歴史や文化を伝える郷土館となっています。
八上姫の出身地であるとも言われている神社。現地の人々からは「因幡葦男さん」とも言われており、足腰の病にご利益があるともされています。境内を囲むようにして生えている社叢も神話・伝説、古文書の中にみられ、古くより人々から神聖視されてきました。
ご縁結びにご利益のある八上姫ゆかりの地をご紹介いたしました。神話や伝説として、お隣の島根県はよく知られていますが、実は鳥取県にもまだ知られていない神話や伝説が残る場所が沢山あり、今も大切に守られています。恋愛運や結婚運が気になる方は勿論、仕事や生活で素敵なご縁を求めている方は、鳥取県で八上姫ゆかりの地を巡り、良縁をお祈りするのはいかがでしょうか。
女子旅や一人旅にも。今年は鳥取のご縁旅にぜひおでかけください。
また、この度の八上姫のアニメーション製作に伴い、ご紹介した神社ではオリジナル御朱印の領布も行っているそうです。神社にお参りの際にはぜひ頂いて帰って下さいね!